馬の栄養学


 当サイトでは若馬・競走馬・乗馬問わず何百頭も扱ってきた実績から、様々な疾病と向き合ってまいりましたが、最も重要なことが栄養だと考え、エクイストロ日本リミテッド社様の力を借り改善して参りました。
 そこで、愛馬の状態でお悩みの方がいらっしゃいましたら、私どもも様々な症例を経験することにより勉強になりますので、微力ではございますが何なりとお問い合わせください。





馬の栄養素

健全な栄養の基本はバランスのとれた餌です。
 ・消化器官の働きを促進し、十分な栄養素を吸収するための濃厚飼料と粗飼料の正しいバランス
 ・新鮮でバランスのとれた成分
 ・馬の全エネルギーに必要なプロティン、ビタミン、ミネラルを含む一定した給飼
 ・質の高い代謝促進系トレーニング
栄養の補給
栄養補給を行う目的は主栄養に欠けている乾草やムギなどの乾燥餌に対して栄養バランスをとるためです。
さらに選択された質の良い栄養補給を行うことは、欠けている栄養を補給する役割を果たすだけでなく、出産・育成・トレーニング・レース、その後の回復に必要な条件を満たすことができます。


エネルギーの元になる栄養素
 ・炭水化物(糖類・センイ)
   えん麦や大麦などの穀物に多く含まれるデンプンやグルコースなどは消化・吸収が良い
   牧草の大半を占めるセンイは消化性は良くない
 ・脂肪
 ・タンパク質
   新しい組織を作り、古い組織を修復する。
   育成期は筋肉の増加、傷の修復に、成馬は体の維持や妊娠・哺乳のために必要である
   しかし過剰のタンパク質は弊害を起こす。